お人柄で採りました──実はそれ、組織のパフォーマンスを左右します。

💬「うちは“お人柄重視”なんです」
⇒ 従順で波風立てない人、という意味だったり
💬「カルチャーに合う“お人柄”を…」
⇒ 飲み会に来てくれる人? 返事が早い人?
企業ごとに定義が違う。曖昧だからこそ、誤解も生まれやすい。
私が見てきた中で、本当に“お人柄が良い”と言われる人には共通点がありました。
それは、誠実・明るい・裏表がない。でもこれ、演技では通じません。
✨心底「この人と働きたい」と思わせる“にじみ出る信頼感”
それはある意味、才能でもあり、日々の行いの積み重ねでもあります。
🔍では、なぜお人柄が重視されるのか?
いくつか仮説があります:
若手なら
👉 素直で学ぶ姿勢がある人は、周囲のサポートを引き寄せ、伸びしろが段違い。
ミドルなら
👉 誠実なリーダーは、部下が安心してついてくる。チームが回る。
経営層でも
👉 「この人の言うことなら信じよう」と思わせる力。事業が回る。
要するに人柄は組織のパフォーマンスに強い影響を与えるのだと思います。
💡先日、あるクライアントにご紹介した40代男性。
私の良く知る人で、専門スキルも高いのだけれど、一緒に仕事をしたことのある全員が「この人と働きたい」と感じる人物です。
結果、採用。入社3か月で、今や社内の“相談役”として重宝がられているとのこと。
結局、組織は人と人。「人柄がいいヤツ」と働きたい。それが、誰の中にもある素直な本音なのだと思います。